2022年12月09日

今週の注目される定点把握対象疾患
2022年第48週 (11/28~12/4)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第48週
・定点医療機関からの報告総数は277人(定点当たり8.4)で、前週比98%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナで、減少した主な疾患はRSウイルス感染症とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は175人(4.9)で、前週比92%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(7.7)の約0.6倍であった。
中央(10.0)、小林(7.3)、日向(7.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約半数を占めた。

【手足口病】
報告数は30人(0.83)で、前週比150%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.5)の約0.6倍であった。
延岡(2.0)、日南(1.3)、高千穂、日向(1.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から2歳が全体の約8割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2022年12月09日更新)