2021年12月17日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第49週(12/6~12/12)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第49週
・定点医療機関からの報告総数は643人(定点当たり18.8)で、前週比129%と増加した。
 なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は158人(4.4)で、前週比211%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.7)の約1.6倍であった。
日南(42.7)、中央(4.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【手足口病】
報告数は124人(3.4)で、前週比99%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.2)の約2.8倍であった。
都城(9.2)、小林(5.7)、高鍋(3.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から2歳が全体の約8割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年12月17日更新)