2021年10月15日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第40週(10/4~10/10)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第40週
・定点医療機関からの報告総数は504人(定点当たり14.4)で、前週比106%と増加した。
 なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と手足口病で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【手足口病】
報告数は218人(6.1)で、前週比118%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.4)の約4.2倍であった。
中央(16.0)、宮崎市(11.5)、日向(7.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から3歳が全体の約9割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は46人(1.3)で、前週比98%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.1)の約1.2倍であった。
中央(3.0)、宮崎市(2.6)、日向(1.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から2歳が全体の約8割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年10月15日更新)