2020年11月20日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第46週(11/9~11/15)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第46週
定点医療機関からの報告総数は315人(定点当たり9.4)で、前週比116%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患は感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は84人(2.3)で、前週比127%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.4)とほぼ同程度であった。
日南(5.7)、高鍋(4.3)、延岡(3.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は4~6歳が全体の約4割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は34人(0.9)で、前週比131%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.3)の3.8倍であった。
中央(8.0)、日向(1.5)、宮崎市(1.4)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年11月20日更新)