2016年11月07日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・43週(10月24日~10月30日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は722人(定点当たり22.4)で、前週比97%とほぼ横ばいであった。前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎と手足口病で、減少した主な疾患は伝染性紅斑と流行性耳下腺炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は307人(8.5)で、前週比127%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(8.3)の約1.0倍であった。小林(26.0)、日南(19.0)、都城(10.0)保健所からの報告が多く、年齢別は別グラフに示す。

【手足口病】
報告数は167人(4.6)で、前週比126%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.7)の約2.7倍であった。日南(9.7)、中央(8.0)、宮崎市(7.7)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約6割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年11月4日更新)