2021年05月28日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第20週(5/17~5/23)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第20週
・定点医療機関からの報告総数は477人(定点当たり13.7)で、 前週比134%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症、感染性胃腸炎及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患は特になかった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は112人(3.1)で、前週比200%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.17)の約18.7倍であった。
日向(9.3)、延岡(8.8)、高鍋(5.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約8割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は240人(6.7)で、前週比119%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(7.8)の約0.9倍であった。
都城(12.7)、中央(12.0)、小林(10.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年5月28日更新)