2021年06月04日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第21週(5/24~5/30)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第21週
・定点医療機関からの報告総数は498人(定点当たり14.7)で、 前週比107%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は130人(3.6)で、前週比116%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.20)の約18.2倍であった。
日向(9.5)、高鍋(8.3)、延岡(7.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月~3歳が全体の約9割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は242人(6.7)で、前週比101%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(7.8)の約0.9倍であった。
小林(12.3)、都城(9.7)、宮崎(7.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~4歳が全体の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年6月4日更新)