2021年11月12日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第44週(11/1~11/7)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第44週
・定点医療機関からの報告総数は594人(定点当たり17.1)で、前週比98%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は水痘で、減少した主な疾患は感染性胃腸炎とヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【感染性胃腸炎】
報告数は140人(3.9)で、前週比89%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(7.0)の約0.6倍であった。
都城(6.7)、日向(5.8)、日南(5.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約6割を占めた。

【手足口病】
報告数は327人(9.1)で、前週比105%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.5)の約6.1倍であった。
中央(19.0)、小林(16.0)、宮崎市(14.1)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から2歳が全体の約8割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年11月12日更新)