2016年12月09日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・48週(11月28日~12月4日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は1,204人(定点当たり38.1)で、前週比146%と増加した。
前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はなかった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は61人(1.0)で、前週比254%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.20)の約5.2倍であった。
日南(8.0)、中央(2.0)、高千穂(1.0)保健所からの報告が多く、年齢別は5~9歳が全体の約半数を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は750人(20.8)で、前週比144%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(17.2)の約1.2倍であった。
中央(42.0)、小林(33.0)、日南(26.7)保健所からの報告が多かった。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年12月9日更新)