2021年03月12日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第9週(3/1~3/7)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第9週
定点医療機関からの報告総数は576人(定点当たり16.4)で、前週比105%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は159人(4.4)で、前週比111%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.66)の約6.7倍であった。日南(12.3)、宮崎市(8.3)、中央(6.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約8割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は321人(8.9)で、前週比107%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(9.9)の約0.9倍であった。
都城(25.0)、高鍋(11.3)、小林(11.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年3月12日更新)