2016年09月09日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・35週(8月29日~9月4日)

◎定点医療機関からの報告総数は629人(定点当たり21.2)で、前週比110%と増加した。前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と咽頭結膜熱で、減少した主な疾患は水痘とヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【RSウイルス感染症】
報告数は89人(2.5)で、前週比137%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(3.0)の約0.8倍であった。延岡(6.3)、日向(5.5)保健所からの報告が多く、年齢別は1歳が全体の約半数を占めた。

【流行性耳下腺炎】
報告数は56人(1.6)で、前週比86%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.72)の約2.2倍であった。小林(3.3)、高千穂(3.0)、日向(2.5)保健所からの報告が多く、年齢別は別グラフに示す。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年9月9日更新)