2016年11月21日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・45週(11月7日~11月13日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は688人(定点当たり21.8)で、前週比95%と減少した。
前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と咽頭結膜熱であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は359人(10.0)で、前週比131%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(11.8)の約0.9倍であった。
小林(28.0)、宮崎市(11.7)、都城(10.8)保健所からの報告が多かった。

【手足口病】
報告数は117人(3.3)で、前週比73%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.4)の約2.3倍であった。
日南(10.3)、中央(5.0)、宮崎市(4.9)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年11月18日更新)