2021年05月14日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第17週(4/26~5/2)
2021年第18週(5/3~5/9)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第17週
定点医療機関からの報告総数は498人(定点当たり14.4)で、前週比86%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

第18週
定点医療機関からの報告総数は280人(定点当たり7.9)で、 前週比55%と減少した(祝祭日の休診含む)。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患はRSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は90人(2.5)で、前週(第17週)比51%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.23)の約10.9倍であった。延岡(7.8)、日向(5.5)、高鍋(4.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月~3歳が全体の約9割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は132人(3.7)で、前週(第17週)比63%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(7.6)の約0.5倍であった。
都城(6.8)、小林(6.7)、日向(4.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~4歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年5月14日更新)