2016年10月31日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・42週(10月17日~10月23日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は677人(定点当たり23.1)で、前週比111%と増加した。前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【手足口病】
報告数は133人(3.7)で、前週比104%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(1.8)の約2.1倍であった。宮崎市(7.1)、日向(5.0)、日南、中央(各4.0)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約6割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は242人(6.7)で、前週比115%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(7.4)の約0.9倍であった。小林(15.0)、都城(12.2)、日南(10.0)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約3割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年10月28日更新)