2016年09月30日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・38週(9月19日~9月25日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は532人(定点当たり18.8)で、前週比84%と減少した。前週に比べ増加した主な疾患は伝染性紅斑で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【RSウイルス感染症】
報告数は65人(1.8)で、前週比64%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(3.9)の約0.5倍であった。延岡(6.5)、日向(5.3)保健所からの報告が多く、年齢別は1歳以下が全体の約8割を占めた。

【伝染性紅斑】
報告数は38人(1.1)で、前週比146%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.23)の約4.6倍であった。日向(2.5)、日南(1.7)、延岡(1.5)保健所からの報告が多く、年齢別は別グラフに示す。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年9月30日更新)