2016年10月17日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・40週(10月3日~10月9日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は751人(定点当たり25.7)で、前週比114%と増加した。前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と手足口病で、減少した主な疾患は流行性耳下腺炎と水痘であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【RSウイルス感染症】
報告数は110人(3.1)で、前週比141%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.9)の約1.1倍であった。延岡(11.3)、日向(8.0)保健所からの報告が多く、年齢別は2歳以下が全体のほぼ全数を占めた。

【手足口病】
報告数は161人(4.5)で、前週比163%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.0)の約2.2倍であった。延岡(12.3)、日向(8.3)、宮崎市(6.4)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年10月14日更新)