2020年12月25日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第51週(12/14~12/20)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第51 週
定点医療機関からの報告総数は338人(定点当たり9.8)で、前週比98%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、水痘及びヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【感染性胃腸炎】
報告数は119人(3.3)で、前週比112%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(14.0)の約0.2倍であった。
日南(6.3)、都城(5.3)、高千穂、日向(4.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約4割を占めた。

【手足口病】
報告数は60人(1.7)で、前週比102%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.7)の約2.3倍であった。
日南(7.0)、中央(5.0)、高鍋(2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年12月25日更新)