2016年12月16日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・49週(12月5日~12月11日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は1,340人(定点当たり40.6)で、前週比107%と増加した。
前週に比べ増加した主な疾患は溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は手足口病と流行性角結膜炎であった。


★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は937人(26.0)で、前週比125%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(18.6)の約1.4倍であった。
中央(55.0)、宮崎市(37.5)、小林(33.7)保健所からの報告が多く、年齢別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】
報告数は43人(0.73)で、前週比70%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.45)の約1.6倍であった。
日南(4.2)、高千穂(3.0)、都城(0.9)保健所からの報告が多く、年齢別は9歳以下が全体の約6割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年12月15日更新)