2018年10月05日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年39週(9/24~9/30)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は662人(定点当たり22.5)で、前週比95%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は水痘と流行性角結膜炎で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と手足口病である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は319人(9.1)で、前週比106%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(5.8)の約1.6倍である。
日南(27.0)、小林(11.0)、日向(9.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が約4割を占めている。

【RSウイルス感染症】
報告数は131人(3.7)で、前週比76%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(3.1)の約1.2倍である。
日南(11.3)、小林(4.7)、都城(4.2)保健所からの報告が多く、年齢群別は2歳以下が約9割を占めている。

【ヘルパンギーナ】
報告数は58人(1.7)で、前週比106%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(0.81)の約2.1倍である。
延岡(6.0)、日南・中央(各2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は6か月~2歳が約8割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年10月5日更新)