2021年01月22日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第2週(1/11~1/17)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第2週
定点医療機関からの報告総数は386人(定点当たり11.4)で、前週比91%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と水痘で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は62人(1.7)で、前週比168%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.74)の約2.3倍であった。
都城(4.7)、日南(3.3)、高鍋(1.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約8割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は220人(6.1)で、前週比99%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(10.3)の約0.6倍であった。
高千穂(17.0)、延岡(12.0)、中央(9.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年1月22日更新)