2017年01月06日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・51週(12月19日~12月25日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は1,754人(定点当たり49.7)で、前週比113%と増加した。
前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザで、減少した主な疾患は手足口病と水痘であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は1,128人(31.3)で、前週比104%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(18.4)の約1.7倍であった。
小林(54.7)、宮崎市(40.2)、日南(37.3)保健所からの報告が多く、年齢別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】
報告数は273人(4.6)で、前週比374%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.6)の約1.8倍であった。
都城(13.8)、小林(6.0)、日南(4.2)保健所からの報告が多く、年齢別は10~14歳が全体の約3割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年12月27日更新)