2020年11月27日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第47週(11/16~11/22)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第47週
定点医療機関からの報告総数は328人(定点当たり9.3)で、前週比98%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症、手足口病及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患は感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【手足口病】
報告数は49人(1.4)で、前週比114%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.2)の約1.2倍であった。
都城(4.2)、日南(4.0)、小林(2.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約9割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は40人(1.1)で、前週比118%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.2)の約5.9倍であった。
中央(8.0)、宮崎市、高鍋(2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約9割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年11月27日更新)