2021年03月05日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第8週(2/22~2/28)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第8週
定点医療機関からの報告総数は543人(定点当たり15.6)で、前週比108%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は特になかった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は143人(4.0)で、前週比138%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.65)の約6.1倍であった。宮崎市(9.5)、日南(4.3)、中央(4.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約6割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は299人(8.3)で、前週比98%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(9.8)の約0.8倍であった。都城(17.2)、中央(17.0)、小林(16.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年3月5日更新)