2016年12月02日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・47週(11月21日~11月28日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は868人(定点当たり26.0)で、前週比104%とほぼ横ばいであった。前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【手足口病】
報告数は116人(3.2)で、前週比115%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.4)の約2.4倍であった。日南(9.7)、中央(7.0)、宮崎市(4.0)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約6割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は522人(14.5)で、前週比105%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(15.4)の約0.9倍であった。小林(26.0)、中央(25.0)、日南(21.3)保健所からの報告が多く、年齢別は別グラフに示す。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年12月2日更新)