2022年11月04日

今週の注目される定点把握対象疾患
2022年第43週 (10/24~10/30)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第43週
・定点医療機関からの報告総数は255人(定点当たり7.2)で、前週比98%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と手足口病で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と咽頭結膜熱であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は147人(4.1)で、前週比110%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(5.8)の約0.7倍であった。
小林(5.3)、日南(5.0)、宮崎市(4.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約半数を占めた。

【手足口病】
報告数は45人(1.3)で、前週比118%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.4)の約0.5倍であった。
中央(5.0)、都城(2.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約9割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2022年11月04日更新)