2016年10月24日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・41週(10月10日~10月16日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は635人(定点当たり20.9)で、前週比81%と減少した。前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱で、減少した主な疾患は溶血性レンサ球菌咽頭炎と手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【RSウイルス感染症】
報告数は104人(2.9)で、前週比95%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.5)の約1.2倍であった。日向(9.8)、延岡(9.0)保健所からの報告が多く、年齢別は1歳以下が全体の約9割を占めた。

【手足口病】
報告数は128人(3.6)で、前週比80%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.8)の約2.0倍であった。日向(6.3)、宮崎市(5.9)、日南(5.3)保健所からの報告が多く、年齢別は別グラフに示す。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年10月21日更新)