2022年07月29日

今週の注目される定点把握対象疾患
2022年第29週 (7/18~7/24)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第29週
・定点医療機関からの報告総数は314人(定点当たり9.1)で、前週比90%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、水痘及び手足口病で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱、感染性胃腸炎及びヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【感染性胃腸炎】
報告数は145人(4.0)で、前週比76%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(5.9)の約0.7倍であった。
小林(9.7)、中央(8.0)、日向(6.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から3歳が全体の約6割を占めた。

【手足口病】
報告数は85人(2.4)で、前週比116%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(4.5)の約0.5倍であった。
日南(7.3)、都城(6.8)、小林(2.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約8割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2022年7月29日更新)