2021年12月03日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第47週(11/22~11/28)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第47週
・定点医療機関からの報告総数は502人(定点当たり14.8)で、前週比97%とほぼ横ばいであった。
 なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【感染性胃腸炎】
報告数は192人(5.3)で、前週比113%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(9.5)の約0.6倍であった。
都城(10.2)、日向(7.8)、小林(7.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から5歳が全体の約7割を占めた。

【手足口病】
報告数は174人(4.8)で、前週比76%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.3)の約3.7倍であった。
都城(13.0)、日南(10.3)、小林(4.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から2歳が全体の約8割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年12月3日更新)