2021年11月05日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第43週(10/25~10/31)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第43週
・定点医療機関からの報告総数は614人(定点当たり17.3)で、前週比103%とほぼ横ばいであった。
 なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は水痘であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【感染性胃腸炎】
報告数は157人(4.4)で、前週比107%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(6.5)の約0.7倍であった。
小林(9.7)、都城(8.3)、日南(5.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約6割を占めた。

【手足口病】
報告数は310人(8.6)で、前週比99%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.5)の約5.8倍であった。
中央(24.0)、宮崎市(15.2)、日南(12.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から2歳が全体の約9割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年11月5日更新)