2021年02月19日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第6週(2/8~2/14)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第6週
定点医療機関からの報告総数は515人(定点当たり14.7)で、前週比105%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は127人(3.5)で、前週比132%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.68)の約5.2倍であった。
中央(17.0)、日南(14.0)、都城(3.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約7割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は306人(8.5)で、前週比109%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(11.1)の約0.8倍であった。
小林(19.7)、中央(15.0)、都城(13.3)保健所からの報告が多く、年齢群別1~2歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年2月19日更新)