2016年11月13日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・44週(10月31日~11月6日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は680人(定点当たり23.0)で、前週比103%とほぼ横ばいであった。
前週に比べ増加した主な疾患は流行性耳下腺炎と流行性角結膜炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症とヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は274人(7.6)で、前週比89%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(10.1)の約0.8倍であった。
小林(18.0)、日南(13.7)、都城(10.7)保健所からの報告が多く、年齢別は1~4歳が全体の約半数を占めた。

【手足口病】
報告数は160人(4.4)で、前週比96%と横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(1.6)の約2.8倍であった。
日南(14.7)、中央(10.0)、宮崎市(6.3)保健所からの報告が多く、年齢別は2歳以下が全体の約7割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年11月11日更新)