2020年12月18日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第50週(12/7~12/13)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第50週
定点医療機関からの報告総数は355人(定点当たり10.0)で、前週比107%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、水痘及び手足口病で、減少した主な疾患は感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は77人(2.1)で、前週比131%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(3.0)の約0.7倍であった。
日南(8.3)、延岡(3.3)、宮崎市(2.1)保健所からの報告が多く、年齢群別は3~6歳が全体の約6割を占めた。

【手足口病】
報告数は59人(1.6)で、前週比128%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.9)の約1.9倍であった。
日南(8.3)、都城(2.7)、高千穂(2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約8割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年12月18日更新)