2021年12月10日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第48週(11/29~12/5)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第48週
・定点医療機関からの報告総数は496人(定点当たり14.6)で、前週比99%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は75人(2.1)で、前週比179%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.6)の約0.8倍であった。
日南(20.7)、中央(1.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【手足口病】
報告数は125人(3.5)で、前週比72%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.3)の約2.7倍であった。
都城(7.7)、日南(6.0)、小林(4.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から2歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年12月10日更新)