2016年09月16日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・36週(9月5日~9月11日)

◎定点医療機関からの報告総数は666人(定点当たり23.1)で、前週比109%と増加した。前週に比べ増加した主な疾患は手足口病とマイコプラズマ肺炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱とヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【RSウイルス感染症】
報告数は92人(2.6)で、前週比103%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(4.2)の約0.6倍であった。日向(8.0)、延岡(5.3)保健所からの報告が多く、年齢別は1歳が全体の約半数を占めた。

【手足口病】
報告数は81人(2.3)で、前週比184%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(3.8)の約0.6倍であった。延岡(6.8)、日南(3.7)、日向(3.0)保健所からの報告が多く、年齢別は1歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年9月15日更新)