2021年04月16日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第14週(4/5~4/11)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第14週
定点医療機関からの報告総数は550人(定点当たり15.8)で、前週比110%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症、咽頭結膜熱及び水痘で、減少した主な疾患は感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は297人(8.3)で、前週比121%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.57)の約14.5倍であった。
日南(15.0)、延岡(14.8)、高鍋(12.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月~3歳が全体の約9割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は142人(3.9)で、前週比80%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(8.3)の約0.5倍であった。
小林(7.7)、都城(6.3)、中央(6.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~4歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年4月16日更新)