2016年10月07日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・39週(9月26日~10月2日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は667人(定点当たり22.6)で、前週比120%と増加した。前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎と手足口病で、減少した主な疾患は伝染性紅斑であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【手足口病】
報告数は99人(2.8)で、前週比148%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.2)の約1.2倍であった。延岡(7.0)、日向(4.8)、日南(3.7)保健所からの報告が多く、年齢別は2歳以下が全体の約7割を占めた。

【流行性耳下腺炎】
報告数は80人(2.2)で、前週比157%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.75)の約3.0倍であった。高千穂(11.0)、日向(6.3)、高鍋(3.3)保健所からの報告が多く、年齢別は3~5歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年10月7日更新)