2020年12月04日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第48週(11/23~11/29)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第48週
定点医療機関からの報告総数は318人(定点当たり9.0)で、前週比97%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と水痘で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病及びヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【手足口病】
報告数は41人(1.1)で、前週比84%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.2)と同程度であった。
中央(6.0)、日南(4.0)、都城(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約6割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は30人(0.8)で、前週比75%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.2)の約5.0倍であった。
中央(6.0)、高鍋(1.8)、宮崎市(1.1)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約7割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年12月4日更新)