2021年07月02日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第25週(6/21~6/27)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第25週
・定点医療機関からの報告総数は424人(定点当たり11.9)で、前週比111%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は水痘であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は74人(2.1)で、前週比117%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.18)の約11.4倍であった。
日向(8.0)、小林(5.7)、都城、延岡(2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約7割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は244人(6.8)で、前週比133%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(6.8)とほぼ同率であった。
中央(13.0)、宮崎市(9.5)、小林(7.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~4歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年7月2日更新)