2021年03月19日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第10週(3/8~3/14)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第10週
定点医療機関からの報告総数は542人(定点当たり15.6)で、前週比95%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症で、減少した主な疾患は感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は204人(5.7)で、前週比128%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.60)の約9.5倍であった。
日南(14.3)、宮崎市(11.1)、中央(8.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約8割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は245人(6.8)で、前週比76%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(9.7)の約0.7倍であった。
都城(11.7)、小林(11.3)、高鍋(6.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年3月19日更新)