2024年01月19日

今週の注目される定点把握対象疾患
2024年第2週 (1/8~1/14)

【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は2,606人(定点当たり53.4)で、前週(年始含む)比112%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は新型コロナウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はインフルエンザであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は646人(11.1)で、前週比150%と増加した。
高千穂(18.0)、日向(17.3)、延岡(16.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】
報告数は1,328人(22.9)で、前週比88%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(15.0)の約1.5倍であった。
日南(30.2)、延岡(26.3)、都城(26.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約6割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は379人(10.5)で、前週比185%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(9.0)の約1.2倍であった。
小林(16.0)、中央(15.0)、日南(14.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から2歳が全体の約3割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2024年1月19日更新)