2024年03月29日

今週の注目される定点把握対象疾患
2024年第12週 (3/18~3/24)

【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は1,575人(定点当たり33.2)で、前週比95%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は新型コロナウイルス感染症で、減少した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は362人(6.2)で、前週比110%と増加した。
中央(20.5)、日向(8.8)、都城(7.6)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約4割を占めた。

【インフルエンザ】
報告数は684人(11.8)で、前週比87%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.8)の約6.5倍であった。
延岡(19.6)、日南(17.8)、中央(15.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約8割を占めた。

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は202人(5.6)で、前週比103%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.7)の約3.3倍であった。
小林(7.3)、高千穂(7.0)、宮崎市(6.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は4歳から6歳が全体の約3割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2024年3月29日更新)