2023年09月08日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第35週 (8/28~9/3)

【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は1,940人(定点当たり40.4)で、前週比121%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、RSウイルス感染症及び手足口病で、減少した主な疾患は特になかった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は1,108人(19.1)で、前週比112%と増加した。
延岡(25.0)、小林(22.8)、高鍋(22.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】
報告数は287人(5.0)で、前週比156%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.13)の約37.5倍であった。
小林(14.8)、日南(9.4)、延岡(9.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【手足口病】
報告数は157人(4.4)で、前週比160%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.5)の約2.9倍であった。
延岡(7.8)、宮崎市(6.2)、小林(5.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から5歳が全体の約9割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年9月8日更新)