2022年12月02日

今週の注目される定点把握対象疾患
2022年第47週 (11/21~11/27)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第47週
・定点医療機関からの報告総数は297人(定点当たり8.5)で、前週比106%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【RSウイルス感染症】
報告数は24人(0.67)で、前週比69%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.36)の約1.8倍であった。
小林(4.3)、都城(1.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から4歳が全体の約9割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は191人(5.3)で、前週比120%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(7.3)の約0.7倍であった。
日南(9.7)、中央(9.0)、都城(7.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約4割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2022年12月02日更新)