2023年12月01日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第47週 (11/20~11/26)

【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は 2,697 人(定点当たり 55.5)で、前週比 126%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、咽頭結膜熱及び感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は 94 人(1.6)で、前週比 129%と増加した。高千穂(4.5)、都城(2.8)、小林(2.5)保健所の報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】
報告数は 1,885 人(32.5)で、前週比 154%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.74)の約43.8 倍であった。
小林(77.8)、高鍋(38.8)、延岡(37.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は 15 歳未満が全体の約 8 割を占めた。

【咽頭結膜熱】
報告数は 174 人(4.8)で、前週比 113%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.66)の約 7.3倍であった。
中央(13.0)、都城(7.8)、宮崎市(6.2)保健所からの報告が多く、年齢群別は 1 歳から 6 歳が全体の約 8 割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年12月1日日更新)