2024年01月05日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第52週 (12/25~12/31)

【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は3,572人(定点当たり69.8)で、前週比97%とほぼ横ばいであった(年末含む)。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は新型コロナウイルス感染症で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は292人(5.0)で、前週比132%と増加した。
延岡(11.3)、日向(6.2)、都城(5.2)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】
報告数は2,602人(44.9)で、前週比101%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(6.8)の約6.6倍であった。
延岡(87.0)、中央(59.0)、小林(48.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約6割を占めた。

【咽頭結膜熱】
報告数は130人(3.6)で、前週比94%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.63)の約5.7倍であった。
都城(6.8)、中央(6.0)、宮崎市(4.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から6歳が全体の約9割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2024年1月10日更新)