2021年12月31日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第51週(12/20~12/26)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第51週
・定点医療機関からの報告総数は640人(定点当たり18.9)で、前週比100%と横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱で、減少した主な疾患は水痘と手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は135人(3.8)で、前週比84%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.7)の約1.4倍であった。
日南(41.0)、中央(1.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約4割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は317人(8.8)で、前週比107%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(12.4)の約0.7倍であった。
小林(22.7)、都城、高千穂(12.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から5歳が全体の約7割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2022年1月7日更新)