2023年07月21日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第28週 (7/10~7/16)

【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は2,361人(定点当たり47.9)で、前週比108%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は新型コロナウイルス感染症で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症、咽頭結膜熱、感染性胃腸炎及びヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は1,206人(20.8)で、前週比130%と増加した。
高千穂(37.5)、日南(27.6)、延岡(25.9)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】
報告数は536人(9.2)で、前週比105%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.05)の約184.8倍であった。
日南(23.4)、宮崎市(15.1)、中央(15.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【ヘルパンギーナ】
報告数は168人(4.7)で、前週比81%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.67)の約7.0倍であった。
小林(14.7)、延岡(7.3)、日向(6.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から5歳が全体の約8割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年7月21日更新)