2023年01月20日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第2週 (1/9~1/15)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第2週
・定点医療機関からの報告総数は1,286人(定点当たり26.7)で、前週(年始含む)比139%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は948人(16.6)で、前週比134%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(23.3)の約0.7倍であった。
延岡(22.4)、日向(22.2)、宮崎市(18.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約7割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は286人(7.9)で、前週比163%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(9.1)の約0.9倍であった。
中央(19.0)、宮崎市(11.9)、小林(9.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約4割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年1月20日更新)