2023年04月28日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第16週 (4/17~4/23)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第16週
・定点医療機関からの報告総数は703人(定点当たり19.2)で、前週比114%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザ、RSウイルス感染症及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は352人(9.8)で、前週比95%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(6.8)の約1.4倍であった。
都城(21.7)、日南(19.0)、中央(18.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約6割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は67人(1.9)で、前週比191%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.30)の約6.1倍であった。
宮崎市(4.3)、延岡(2.0)、高鍋(1.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約8割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年4月28日更新)