2023年07月14日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第27週 (7/3~7/9)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第27週
・定点医療機関からの報告総数は2,138人(定点当たり44.4)で、前週比119%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、咽頭結膜熱及びA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は928人(16.0)で、前週比166%と増加した。
高千穂(33.0)、延岡(24.4)、中央(22.0)、宮崎市(17.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】
報告数は512人(8.8)で、前週比120%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.07)の約119.3倍であった。
中央(23.0)、宮崎市(16.4)、都城(11.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【ヘルパンギーナ】
報告数は207人(5.8)で、前週比98%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.60)の約9.6倍であった。
小林(15.3)、延岡(8.3)、日向(7.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約6割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年7月13日更新)